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1969年の佐世保が舞台、ということで観に行きました。なかなか面白かったです。
見たことあるところが出るかな、と思っていたのですが、結局自分が分かったのは、終盤、妻夫木さんが飛び込んだ橋(観潮橋)が家の近所であったことぐらいで、何処が何処だかあんまりよく分かりませんでした。ロケ地の中に北九州とか静岡とかあったのでまんま佐世保で撮ったってのは案外少なかったのかもしれませんね。つか、北高から海辺とかSSKとか結構かかりますよ。ましてや観潮橋は走っては行けません。ただ、全体に流れる「鉄錆び」な感じが佐世保っぽかったです。
方言に関してですが、「佐世保弁」つーか「九州弁」みたいなのは、この手の映画にありがちな、「主人公(妻夫木さん)以外は良く出来ていました」というか、周りがかなり上手かったです。
あとは個人的にホームチームの人(名前は知りません)がもうちょっと出てくれていたら。と。まあ、ボーカル担当っつーだけで満足しておくところなんでしょうけど。
ちなみに、舞台となった「北高」は、「佐世保三高」と称される進学校の中でも特に進学率が高いところで、ぼくの滑り止め校でした。